原崎 i-Vision 勝率93.3%でも利益が得られない理由

原崎氏のi-Vision(アイビジョン)月額コースが公開されました。
i-Visionは最大リターン年利165%
勝率93.3%総成績2806戦2502勝の
人工知能AIトレードシステムのFX投資です。

i-Visionの問題点をお伝えします。

【目次】
①i-Vision(アイビジョン)の特徴について
②自動売買システムの問題点について
③93.3%の問題点について
④実績の問題点について
⑤参加条件とはどんなものか
⑥参加する前に確認すべきこと

①i-Vision(アイビジョン)の特徴について

i-Visionは、AIスペシャリストである
株式会社ラプラスと
FXのスペシャリストである
株式会社ロジカル・フォレックスとの
共同開発で完成させた
人工知能AIトレードシステムです。

検証回数100,000回以上行って、
8000パターン以上の
勝ちトレードをインプットし、
FX未経験者だとしても、
自動で再現することに成功しました。と謳っています。

AIが過去12年間の相場を
ディープラーニングしていき
すべてといっても良い勝ちパターンを
i-Visionがインプットしたからです。

それを可能にしたのが
「5クオンツAI(ファイブクオンツ)」
という独自のアルゴリズムといっています。

1.価格
現在の価格。今、価格がいくらなのかを判断。

2.変動値
価格がどれだけ動いたかを判断。
過去5日間の相場の、ローソク足の四本値をもとにして、
2週間先で上がるか下がるかを予測。

3.速度
ローソク足の形成スピード。
足が作られるスピードから、急落するような、
トレードをするにはリスクが高いポイントを判断。

4.周期
特に大きな動きがない「停滞」、
強いトレンドができる「エクスパンション」、
相場の動きが収まっていく「収束」の
サイクルから、相場が動くエネルギーを判断。

5.時間
東京タイム、ロンドンタイム、NYタイムといった、
3大マーケットの時間帯を意識し、
各マーケットごとの価格の動きを判断。

5つの要素を加味してデータを取っていったことで、
荒れ相場でも「i-Vision」を止めることなく、
高い精度で利益を上げ続けることを可能にしたといっています。

②自動売買システムの問題点について
i-Vision(アイビジョン)は
5クオンツと8000パターンの中から、
解析して現在の相場に合致したら
自動でエントリーや決済をするといっています。

自動なので、そのままにしておけば
どんどん利益金額が増えていくように思いますが
自動売買システムにも次のような問題点があります。
(1)ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る稼働のタイミングは参加した人が
全員必ず同じではありません。

例えば、AさんもBさんも
投資金額が10万円だった場合の
月毎の運用損益の例をあげます。
1月 -5万円 Aさん稼働開始2月 -5万円3月 +5万円 Bさん稼働開始4月 +5万円5月 -9万円6月 +7万円
1月から運用開始した
Aさんの投資金額は10万円だったので
2ヶ月で終わってしまいました。
しかし、3月から運用開始したBさんはAさんと同じ投資金額10万円でも6月の時点でも継続できています。
つまり、稼働のタイミングによって
利益金額の個人差が出ます。

そのため、参加した人の利益実績を
確認していくことが重要になります。

(2)投資金の量で個人差が出る投資金は全員が同じ金額で始めるのではなく、10万円で投資を始める人もいれば、
100万円で始める人もいます。

そのため、同じツールを使っていても
投資金の違いで結果に個人差が出ることになります。

(3)カスタマイズの内容で個人差が出る完全自動売買システムでも、
個人によって設定できるものがあります。

その設定ができる場合は、
個人によって設定内容が変わるので
投資実績にも個人差が出てきます。
(4)完全自動売買システムで確認すること完全自動売買システムは
初心者でも投資経験のある人でも
同じ結果になるというイメージがありますが、上記3つの点で個人差が出ます。
そのため、i-Vision(アイビジョン)の参加者の実績を確認することでツールの善し悪しが判断できます。

③93.3%の問題点について
勝率93.3%と書かれていますが、
高い勝率にも次の問題点があります。

(1)高い勝率と利益を得られることは別問題高い勝率でも必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら、勝ったときの金額よりも負けたときの金額が大きければ勝率が高くても赤字になります。
例えば、勝率9割のツールで10回取引をします。
1回目  +10000円2回目  +10000円3回目  +10000円4回目  +10000円5回目  +10000円6回目  +10000円7回目  +10000円8回目  +10000円9回目  +10000円10回目 -100000円
獲得金額は9万円です。損失金額は10万円です。勝率9割で1万円の赤字になります。
つまり、1回の損失金額が大きければ損益はマイナスになります。
FXでは高い勝率で利益がマイナスになる
(損失)になることはよくあることです。

(2)今後も必ず高い勝率となるわけではない今後も必ず高い勝率になると
明言しているわけではありません。

これまでの実績で高い勝率の実績があったということを書いています。
i-Vision(アイビジョン)の場合、過去に9割の実績があったということを書いています。
ですので、初心者の参加者の何人が、どのくらいの期間、高い勝率でいくらの利益を得たのかを確認することが重要になります。
つまり、これから参加する初心者全員が必ず高い勝率で利益を得られるわけではないということです。
(3)勝ちの定義を確認する例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は、1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。
例えば、午前中で100万円負けて、午後で110万円勝っている場合は途中で大損、大負けをしています。
ですが、1日単位で見れば10万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。
このように、1日単位で勝っていたとしても途中で大負けしていることも考えられます。
また1週間、1ヶ月で勝ち負けを決めている場合も同様になります。
ですので、何をもって「勝ち」としているのかを確認する必要があります。
(4)トレード単位での勝ち負けの場合勝っているものだけを決済し、負けているものは決済しなければ高い勝率を作ることは容易にできます。
この場合、勝率は高いけれども決済をしていないトレードについては含み損が出ていることがあります。
そのため、未決算のものを含めた全てのトレード内容を確認して初めて善し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認し、トータルで利益が出ていることを確認することが重要になります。
(5)手法の内容次第で善し悪しが決まる勝つまでのお金の流れ(投資の内容)次第でノウハウやツールの善し悪しが決まります。
ナンピン手法を用いた投資で勝ちとしている場合ハイリスクハイリターンの手法で勝っていることになります。
そのため、今後の投資で大損する可能性が高くなります。
利益が得られてもハイリスクハイリターンの手法を用いてる場合は今後のトレードで大きく負ける可能性が高くなります。
④実績の問題点について
i-Vision(アイビジョン)の実績で
参加者の実績は1件も示されていません。

書かれているのは、主催者の単発のトレード実績が6件だけです。
主催者のそれぞれの単発トレードの実績は約30,000円、23,800円、17,600円
14,300円、8,400円、6,700円です。

月の利益金額は1件も示されていません。

大事なのは、月の利益金額であり、1ヶ月単位で毎月どのくらいの利益が出ているかということです。
参加者の中でも特に、
知識や経験の少ない初心者が
毎月のいくらの利益金額を
得ているかでそのシステムの
善し悪しが決まります。

実績で重要なことは、
参加者の毎月の利益金額と
その利益金額を得るまでの
お金の動きになります。

ですが、i-Vision(アイビジョン)については毎月の利益金額や、お金の流れについての実績と参加者の実績は1件もありません。

⑤参加条件とはどんなものか
参加条件は初月のみ9,800円です。
それと、投資金が必要になります。

2ヶ月目以降から19,800円です。

内訳は、ツール代が19,800円です。
それと、投資金が必要になります。

⑥参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらかi-Vision(アイビジョン)に参加した初心者が毎月いくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。
(2)具体的な投資内容とそのお金の動き毎月の利益金額だけでなく、その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。
お金の動きとは、以下の5点を確認することです。
1.エントリー時のレート2.決済時のレート3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)5.トレードによって得た利益金額
以上の5点を、各トレードごとに確認していくことが重要になります。それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、プロジェクトの善し悪しが決まります。
(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が毎月利益を得られているかi-Vision(アイビジョン)に参加した人が何人いてそのうちの何人の初心者が毎月いくらの利益を得ているのかを確認することが重要になります。
たくさんの参加者がいて、たくさんの人が毎月利益を得られていればそのプロジェクトは優れたものであるといえます。
そのため、たくさんの参加者が毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。

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