山本浩史 ChangeTheWorld 勝率97%でも利益を得られない理由をお伝えします

山本浩史氏のChange The World(チェンジ・ザ・ワールド)が公開されました。
Change The Worldは勝率97%
月間1億6817万円の衝撃!
24時間、365日、相場の未来を可視化した
完全無欠のFX投資テクノロジーをあなたに
と謳うサイン配信のFX投資です。

Change The Worldの問題点をお伝えします。

【目次】
①Change The Worldの特徴について
②サイン配信の問題点について
③勝率97%の問題点について
④実績の問題点について
⑤参加条件とはどんなものか
⑥参加する前に確認すべきこと

①Change The Worldの特徴について

Change The WorldはSHARE(シェア)という
システムを使って勝率97%、一撃で294万円の利益を
簡単に、着実に叩き出すことで
月間1億6817万円の衝撃をもたらす。と謳っています。

「BMA」を搭載したSHAREは相場が、
・いつ上がり、
・いつ下がり、
・いつ反転するのか
というトレンドを予測し利益を最大化して目指せる
FXトレードシステムと言っています。

動画の中で、SHAREを起動すると
チャート上に太い線と細い線が表示され
線と線が交わったときにエントリーをして
再度、線と線が交わったときに決済をします。

線が上に上がっていたら買い、下がっていたら売りで
矢印も表示されるのでサインを待つだけと言っています。

矢印も小刻みに利益を確保する矢印と
時間の長い、利益を大きく伸ばせる矢印を用意していると言っています。

6つの通貨ペアに対応し
AUG/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY
GBP/USD、USD/JPY、EUR/USD
勝率も318戦309勝と言っています。

②サイン配信の問題点について
Change The Worldはサイン配信ツールを使用して、誰にでもわかるように
チャート上に表示される矢印や
太い線と細い線が交わったときに
エントリーや決済をするというものです。

サインに従い取引を行えば利益が得られるように思えますが、サイン配信ツールには次のような問題点があります。
(1)24時間のうち、いつサインが来るかわからないFXの市場は24時間取引が可能です。相場は常に動いているのでいつサインが来るか常に待っている状態でなくてはいけません。
そのため、本業以外の空いた時間に副業で実践することは困難になります。
(2)サインが出たらすぐにエントリーや決済をしないといけないサイン配信の場合はすぐにサイン通りのエントリーや決済が出来ない場合は損失が出ることもあります。
そのため、システムを開いてチャートを見ながらずっと待機している必要があります。
(3)サインがたくさんある場合は、どのサインを選んだかで結果に個人差が出るサインが来た時にすぐエントリーや決済ができたとしても、選ぶサインで個人差がでます。
例えば、1日に10回のサイン配信があったとします。最初の1回目から5回目のサインが勝ちでした。後の6回目から10回目が負けでした。
AさんもBさんもそれぞれ5回エントリーしました。
     Aさん   Bさん1回目  勝ち   不参加2回目  勝ち   不参加3回目  勝ち   不参加4回目  勝ち   不参加5回目  勝ち   不参加6回目  不参加  負け7回目  不参加  負け8回目  不参加  負け9回目  不参加  負け10回目  不参加  負け
Aさんは最初の5回にエントリーしたので利益になりました。Bさんは後の5回にエントリーしたので損失になりました。
来たサインが全部、勝ちではありません。どのサインを選ぶかによって個人差が出るので、そのうえで参加者が利益を得られているのか確認をすることが重要になります。

③勝率97%の問題点について
Change The Worldは6つの通貨ペアの取引で
戦績318戦309勝で勝率97%と書かれています。

例えば、100回トレードしたら
3回しか負けないということになります。

SHAREのサインに従えば
勝率97%で利益が得られるように思えますが、
高い勝率にも次のような問題点があります。

(1)高い勝率と利益を得られることは別問題高い勝率でも必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら、勝ったときの金額よりも負けたときの金額が大きければ勝率が高くても赤字になります。
例えば、勝率9割のツールで10回取引をします。
1回目  +10000円2回目  +10000円3回目  +10000円4回目  +10000円5回目  +10000円6回目  +10000円7回目  +10000円8回目  +10000円9回目  +10000円10回目 -100000円
獲得金額は9万円です。損失金額は10万円です。勝率9割で1万円の赤字になります。
つまり、1回の損失金額が大きければ損益はマイナスになります。
FXでは高い勝率で利益がマイナスになる(損失)になることはよくあることです。
(2)今後も必ず高い勝率となるわけではない今後も必ず高い勝率になると明言しているわけではありません。
これまでの実績で高い勝率の実績があったということを書いています。
Change The Worldの場合、過去に9割の実績があったということを書いています。
ですので、初心者の参加者の何人が、どのくらいの期間、高い勝率でいくらの利益を得たのかを確認することが重要になります。
つまり、これから参加する初心者全員が必ず高い勝率で利益を得られるわけではないということです。
(3)勝ちの定義を確認する例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は、1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。
例えば、午前中で100万円負けて、午後で110万円勝っている場合は途中で大損、大負けをしています。
ですが、1日単位で見れば10万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。
このように、1日単位で勝っていたとしても途中で大負けしていることも考えられます。
また1週間、1ヶ月で勝ち負けを決めている場合も同様になります。
ですので、何をもって「勝ち」としているのかを確認する必要があります。
(4)トレード単位での勝ち負けの場合勝っているものだけを決済し、負けているものは決済しなければ高い勝率を作ることは容易にできます。
この場合、勝率は高いけれども決済をしていないトレードについては含み損が出ていることがあります。
そのため、未決済のものを含めた全てのトレード内容を確認して初めて善し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認し、トータルで利益が出ていることを確認することが重要になります。
(5)手法の内容次第で善し悪しが決まる勝つまでのお金の流れ(投資の内容)次第でノウハウやツールの善し悪しが決まります。
ナンピン手法を用いた投資で勝ちとしている場合ハイリスクハイリターンの手法で勝っていることになります。
そのため、今後の投資で大損する可能性が高くなります。
利益が得られてもハイリスクハイリターンの手法を用いてる場合は今後のトレードで大きく負ける可能性が高くなります。
④実績の問題点について
Change The Worldの実績で参加者の実績は1件も示されていません。
書かれているのは
SHAREを導入したあとの未来として
¥2,946,000獲得!
¥1,114,500獲得!
¥1,360,500獲得!
¥1,145,500獲得!
¥2,451,000獲得!
の5件だけです。これでは利益とは言えません。
未来としてと言っているので予想でしかないからです。

またChange The Worldには
月の利益金額は1件も示されていません。

大事なのは、単月の利益金額ではなく、毎月の利益金額であり、1ヶ月単位で毎月どのくらいの利益が出ているかということです。
参加者の中でも特に、知識や経験の少ない初心者が毎月いくらの利益金額を得ているかでそのシステムの善し悪しが決まります。
実績で重要なことは、参加者の毎月の利益金額とその利益金額を得るまでのお金の動きになります。
ですが、Change The Worldについては毎月の利益金額や、お金の流れについての実績と参加者の実績は1件もありません。

⑤参加条件とはどんなものか
現時点では示されていませんが
わかり次第お伝えしていきます。

⑥参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらかChange The Worldに参加した初心者が毎月いくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。
(2)具体的な投資内容とそのお金の動き毎月の利益金額だけでなく、その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。
お金の動きとは、以下の5点を確認することです。
1.エントリー時のレート2.決済時のレート3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)5.トレードによって得た利益金額
以上の5点を、各トレードごとに確認していくことが重要になります。それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、プロジェクトの善し悪しが決まります。
(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が毎月利益を得られているか
Change The Worldに参加した人が
何人いてそのうちの何人の初心者が毎月いくらの利益を得ているのかを確認することが重要になります。
たくさんの参加者がいて、たくさんの人が毎月利益を得られていればそのプロジェクトは優れたものであるといえます。
そのため、たくさんの参加者が毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。


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