イージー・トレードFXは勝率80~90%の
サイン配信のFX投資です。
イージー・トレードFXの問題点をお伝えします。
【目次】
①イージー・トレードFXの特徴について
②サイン配信ツールの問題点について
③勝率80%の問題点について
④実績の問題点について
⑤参加条件とはどんなものか
⑥参加する前に確認すべきこと
①イージー・トレードFXの特徴について
イージー・トレードFXは一目均衡表を使った
山と雲を見つけるだけのシンプルなロジックと謳っています。
「一目均衡表」という日本人が開発した数少ない
テクニカル指標の1つです。
チャート上に雲が現れるという特徴があります。と言っています。
ルールは「超」がつくほどカンタンなんです。
「ローソク足の山を見つける」だけ。
あなたがやることは、
その1.雲と山が現れる(サインが出る)
その2.エントリーする(ここで決済と損切りポイントを設定する)
その3.あとはほったらかしでOK!自動的に利益確定!
山と雲を見つける部分はサインツールが
自動で見つけてくれるので
あなたがやることといえば、エントリーをする。
ということくらいしかありません。
勝率8割以上と、かなりの高勝率ですから、
だいたいがプラス決済で終わる。と言っています。
またサインはメールやアラームでお知らせされるので
相場に張り付く必要はありません。と言ってます。
②サイン配信ツールの問題点について
イージー・トレードFXは
サイン配信ツールを使用して、
エントリーチャンスが来たら
エントリーをするというものです。
サインに従い取引を行えば利益が得られる
ように思えますが、サイン配信ツールには
次のような問題点があります。
(1)24時間のうち、いつサインが来るかわからない
FXの市場は24時間取引が可能です。
相場は常に動いているので
いつサインが来るか常に待っている
状態でなくてはいけません。
そのため、本業以外の空いた時間に副業で
実践することは困難になります。
(2)サインが出たらすぐにエントリーや決済をしないといけない
サイン配信の場合はすぐにサイン通りの
エントリーや決済が出来ない場合は
損失が出ることもあります。
そのため、システムを開いて
チャートを見ながらずっと待機している必要があります。
(3)サインがたくさんある場合は、どのサインを選んだかで結果に個人差が出る
サインが来た時にすぐエントリーや決済が
できたとしても、選ぶサインで個人差がでます。
例えば、1日に10回のサイン配信があったとします。
最初の1回目から5回目のサインが勝ちでした。
後の6回目から10回目が負けでした。
AさんもBさんもそれぞれ5回エントリーしました。
Aさん Bさん
1回目 勝ち 不参加
2回目 勝ち 不参加
3回目 勝ち 不参加
4回目 勝ち 不参加
5回目 勝ち 不参加
6回目 不参加 負け
7回目 不参加 負け
8回目 不参加 負け
9回目 不参加 負け
10回目 不参加 負け
Aさんは最初の5回にエントリーしたので
利益になりました。
Bさんは後の5回にエントリーしたので
損失になりました。
来たサインが全部、勝ちではありません。
どのサインを選ぶかによって
個人差が出るので、そのうえで
参加者が利益を得られているのか
確認をすることが重要になります。
③勝率80%の問題点について勝率80~90%と書かれていますが、
高い勝率にも次の問題点があります。
高い勝率にも次の問題点があります。
(1)高い勝率と利益を得られることは別問題
高い勝率でも必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら、勝ったときの金額よりも
負けたときの金額が大きければ
勝率が高くても赤字になります。
例えば、勝率8割のツールで10回取引をします。
1回目 +10000円
2回目 +10000円
3回目 +10000円
4回目 +10000円
5回目 +10000円
6回目 -50000円
7回目 +10000円
8回目 +10000円
9回目 +10000円
10回目 -100000円
獲得金額は9万円です。
損失金額は15万円です。
勝率8割で6万円の赤字になります。
つまり、1回の損失金額が大きければ
損益はマイナスになります。
FXでは高い勝率で利益がマイナスになる
(損失)になることはよくあることです。
(2)今後も必ず高い勝率となるわけではない
今後も必ず高い勝率になると
明言しているわけではありません。
これまでの実績で高い勝率の実績があった
ということを書いています。
イージー・トレードFXの場合、
過去に8割の実績があったということを
書いています。
ですので、初心者の参加者の何人が、
どのくらいの期間、高い勝率で
いくらの利益を得たのかを確認することが
重要になります。
つまり、これから参加する初心者全員が
必ず高い勝率で利益を得られるわけではないということです。
(3)勝ちの定義を確認する
例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は、
1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。
例えば、午前中で100万円負けて、
午後で110万円勝っている場合は
途中で大損、大負けをしています。
ですが、1日単位で見れば
10万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。
このように、1日単位で勝っていたとしても
途中で大負けしていることも考えられます。
また1週間、1ヶ月で勝ち負けを
決めている場合も同様になります。
ですので、何をもって「勝ち」と
しているのかを確認する必要があります。
(4)トレード単位での勝ち負けの場合
勝っているものだけを決済し、
負けているものは決済しなければ
高い勝率を作ることは容易にできます。
この場合、勝率は高いけれども
決済をしていないトレードについては
含み損が出ていることがあります。
そのため、未決済のものを含めた
全てのトレード内容を確認して初めて
善し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認し、
トータルで利益が出ていることを
確認することが重要になります。
(5)手法の内容次第で善し悪しが決まる
勝つまでのお金の流れ(投資の内容)
次第でノウハウやツールの善し悪しが
決まります。
ナンピン手法を用いた投資で
勝ちとしている場合
ハイリスクハイリターンの手法で
勝っていることになります。
そのため、今後の投資で大損する可能性が
高くなります。
利益が得られても
ハイリスクハイリターンの手法を
用いてる場合は今後のトレードで
大きく負ける可能性が高くなります。
④実績の問題点について
イージー・トレードFXの実績で
参加者の実績は3件示されています。
参加者の実績は3件示されています。
参加者のそれぞれのトレード実績は、
6日間で2万4000円の利益
2週間で20万円の利益
2週間で6万3000円の利益
だけです。
主催者の実績で
1ヶ月で1,539万6,837円の実績があります。
短期間で利益を得られた実績をみると
自分も同じような結果を得られるように思います。
しかし、どのようなお金の動きがあって
2万4000円や20万円の利益や、
主催者のような高額な利益を得たのかがわからないと
本当に優れた手法であるかわかりません。
毎月の利益金額は1件も示されていません。
大事なのは、単月の利益金額ではなく、
毎月の利益金額であり、
1ヶ月単位で毎月どのくらいの
利益が出ているかということです。
参加者の中でも特に、
知識や経験の少ない初心者が
毎月いくらの利益金額を
得ているかでそのシステムの
善し悪しが決まります。
実績で重要なことは、
参加者の毎月の利益金額と
その利益金額を得るまでの
お金の動きになります。
ですが、イージー・トレードFXについては
毎月の利益金額や、
お金の流れについての実績と
参加者の実績は1件もありません。
⑤参加条件とはどんなものか32,780円と投資金です。
内訳は、ツール代が32,780円です。
それと、投資金が必要になります。
⑥参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらか
イージー・トレードFXに参加した初心者が
毎月いくらの利益金額を得ているのかを
確認することが重要になります。
(2)具体的な投資内容とそのお金の動き
毎月の利益金額だけでなく、
その金額を得るまでの
お金の動きが重要になります。
お金の動きとは、以下の5点を確認することです。
1.エントリー時のレート
2.決済時のレート
3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)
4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)
5.トレードによって得た利益金額
以上の5点を、各トレードごとに
確認していくことが重要になります。
それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、
プロジェクトの善し悪しが決まります。
(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が
毎月利益を得られているか
イージー・トレードFXに参加した人が
何人いてそのうちの何人の初心者が
毎月いくらの利益を得ているのかを
確認することが重要になります。
たくさんの参加者がいて、たくさんの人が
毎月利益を得られていれば
そのプロジェクトは優れたものであるといえます。
そのため、たくさんの参加者が
毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを
確認することが重要になります。
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