新目健治 トレードアイデアプロジェクト 月利100%でも利益が得られない理由

新目健治氏のトレードアイデアプロジェクトの募集が始まりました。
トレードアイデアプロジェクトは
平均月利100%を叩き出す
一撃50PIPSの利益を週に2回取れると謳うFX投資です。

トレードアイデアプロジェクトの問題点をお伝えします。

【目次】
①トレードアイデアプロジェクトの特徴について
②月利100%の問題点について
③勝率88%の問題点について
④サイン配信の問題点について
⑤実績の問題点について
⑥参加条件とはどんなものか
⑦参加する前に確認すべきこと


①トレードアイデアプロジェクトの特徴について
トレードアイデアプロジェクトは
「トレードアイデア」を立てることで
相場が読めるようになります。と謳っています。

「トレードアイデア」を立てるためには、
チャートから「3つの情報」を収集します。

1.環境認識の情報
相場の方向/トレンド or レンジ/角度/密度など

2.戦術の情報
押し目買い/ブレイクスルー/レンジ戦術

3.場所(価格)の情報
トレンドを仕掛ける場所(価格)

「トレードアイデアプロジェクト」では
あなたが、どこからどのような情報を収集すれば良くて、
どのように「トレードアイデア」を立てれば良いか?
という「明快なルール」を懇切丁寧に伝授するので、
どんな初心者でも「あっと言う間」に
自分でトレードアイデアを立てることができるようになります。

また新目氏が立てた「トレードアイデア」がLINEに送られてくるので
受信したら、新目氏の「トレードアイデア」を参考にすることもできます。と説明しています。

②月利100%の問題点について
トレードアイデアプロジェクトは
月利100%を謳っています。

月利100%でも次のような問題点があります。
(1)利益金額を確認することが重要年利が高くても投資金が少なければ、利益は少額になります。
例えば、月利100%の場合投資金10万円の場合  100000円投資金1000円の場合  1000円
上記のように、利益金額の魅力、価値が違ってきます。
そのため、何%ではなく、利益金額を確認することが重要です。
(2)手法の内容次第で善し悪しが決まるマーチンゲール手法やナンピン手法、ハイレバレッジなどを用いた投資の場合、今後の投資で大損する可能性が高くなります。
なぜなら、利益が得られても、ハイリスクハイリターンの手法なのでお金の流れを確認することが重要になります。
利益を得るまでのお金の流れ、投資の内容次第で、ノウハウやツールの善し悪しが決まります。
(3)今後も必ず高い月利を得られるわけではない高い月利になると明言しているわけではなくこれまでの実績で高い月利の実績があったということを書いています。
トレードアイデアプロジェクトの場合、過去に月利100%の実績があったということを書いています。
ですので、初心者の参加者の何人が、どのくらいの期間、高い利率でいくらの利益を得たのかを確認することが重要になります。
つまり、これから参加する初心者全員が必ず高い月利で利益を得られるわけではないということです。

③勝率88%の問題点について
直近の勝率88%と書かれていますが、
高い勝率にも次の問題点があります。

(1)高い勝率と利益を得られることは別問題高い勝率でも必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら、勝ったときの金額よりも負けたときの金額が大きければ勝率が高くても赤字になります。
例えば、勝率8割のノウハウで10回取引をします。
1回目  +10000円2回目  +10000円3回目  +10000円4回目  +10000円5回目  +10000円6回目  -50000円7回目  +10000円8回目  +10000円9回目  +10000円10回目  -50000円
獲得金額は8万円です。損失金額は10万円です。勝率8割で2万円の赤字になります。
つまり、1回の損失金額が大きければ損益はマイナスになります。
FXでは高い勝率で利益がマイナスになる(損失)になることはよくあることです。
(2)今後も必ず高い勝率となるわけではない今後も必ず高い勝率になると明言しているわけではありません。
これまでの実績で高い勝率の実績があったということを書いています。
トレードアイデアプロジェクトの場合、過去に8割の実績があったということを書いています。
ですので、初心者の参加者の何人が、どのくらいの期間、高い勝率でいくらの利益を得たのかを確認することが重要になります。
つまり、これから参加する初心者全員が必ず高い勝率で利益を得られるわけではないということです。
(3)勝ちの定義を確認する例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は、1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。
例えば、午前中で100万円負けて、午後で110万円勝っている場合は途中で大損、大負けをしています。
ですが、1日単位で見れば10万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。
このように、1日単位で勝っていたとしても途中で大負けしていることも考えられます。
また1週間、1ヶ月で勝ち負けを決めている場合も同様になります。
ですので、何をもって「勝ち」としているのかを確認する必要があります。
(4)トレード単位での勝ち負けの場合勝っているものだけを決済し、負けているものは決済しなければ高い勝率を作ることは容易にできます。
この場合、勝率は高いけれども決済をしていないトレードについては含み損が出ていることがあります。
そのため、未決済のものを含めた全てのトレード内容を確認して初めて善し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認し、トータルで利益が出ていることを確認することが重要になります。
(5)手法の内容次第で善し悪しが決まる勝つまでのお金の流れ(投資の内容)次第でノウハウやツールの善し悪しが決まります。
ナンピン手法を用いた投資で勝ちとしている場合ハイリスクハイリターンの手法で勝っていることになります。
そのため、今後の投資で大損する可能性が高くなります。
利益が得られてもハイリスクハイリターンの手法を用いてる場合は今後のトレードで大きく負ける可能性が高くなります。
④サイン配信の問題点について
トレードアイデアプロジェクでは
新目氏からLINEでトレードアイデアが送られてきて
それを参考にトレードすることもできます。

サインに従い取引を行えば利益が得られるように思えますが、
サイン配信には次のような問題点があります。

(1)24時間のうち、いつサインが来るかわからないFXの市場は24時間取引が可能です。相場は常に動いているのでいつサインが来るか常に待っている状態でなくてはいけません。
そのため、本業以外の空いた時間に副業で実践することは困難になります。
(2)サインが出たらすぐにエントリーや決済をしないといけないサイン配信の場合はすぐにサイン通りのエントリーや決済が出来ない場合は損失が出ることもあります。

そのため、システムを開いてチャートを見ながらずっと待機している必要があります。
(3)サインがたくさんある場合は、
どのサインを選んだかで結果に個人差が出る
サインが来た時にすぐエントリーや決済ができたとしても、選ぶサインで個人差がでます。
例えば、1日に10回のサイン配信があったとします。最初の1回目から5回目のサインが勝ちでした。後の6回目から10回目が負けでした。
AさんもBさんもそれぞれ5回エントリーしました。
     Aさん   Bさん1回目  勝ち   不参加2回目  勝ち   不参加3回目  勝ち   不参加4回目  勝ち   不参加5回目  勝ち   不参加6回目  不参加  負け7回目  不参加  負け8回目  不参加  負け9回目  不参加  負け10回目  不参加  負け
Aさんは最初の5回にエントリーしたので利益になりました。Bさんは後の5回にエントリーしたので損失になりました。
来たサインが全部、勝ちではありません。どのサインを選ぶかによって個人差が出るので、そのうえで参加者が利益を得られているのか確認をすることが重要になります。

⑤実績の問題点について
トレードアイデアプロジェクトの実績で参加者の実績は30件以上示されています。
その参加者の中で利益金額が示されているのは6件です。

参加者のそれぞれの単発のトレンド実績は
1万円、40万円、4万5000円、1万円、2万4000円、40万円です。

動画で紹介されていた6名の実績の1部は
山下さん 
投資歴: 1年半
月間収益:15万円~25万円

ゆみあきさん
投資歴: 1年半
月間収益:50万円

渡辺さん
投資歴: 1年半
月間収益:数万円
になります。

「収益」は「利益」ではありません。
どのようなお金の動きで、
いくらの利益金額にいたったのか確認が重要になります。

またトレードアイデアプロジェクトでは
毎月の利益金額は1件も示されていません。

大事なのは、参加者の毎月の利益金額になります。
また毎月の利益金額だけでなく、その利益金額を得るまでのお金の流れによって投資の善し悪しが決まります。
そのため毎月の利益金額だけでなくその利益金額を得るまでのお金の動きを確認することが重要になります。
ですが、トレードアイデアプロジェクトについては毎月の利益金額や、お金の流れの内容が1件もないプロジェクトになります。

⑥参加条件とはどんなものか
参加条件は、248,000円と投資金です。

内訳は、教材代248,000円です。
それと、投資金が必要になります。

⑦参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらかトレードアイデアプロジェクトに参加した初心者が毎月いくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。
(2)具体的な投資内容とそのお金の動き毎月の利益金額だけでなく、その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。
お金の動きとは、以下の5点を確認することです。
1.エントリー時のレート2.決済時のレート3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)5.トレードによって得た利益金額
以上の5点を、各トレードごとに確認していくことが重要になります。それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、プロジェクトの善し悪しが決まります。
(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が毎月利益を得られているかトレードアイデアプロジェクトに参加した人が何人いてそのうちの何人の初心者が毎月いくらの利益を得ているのかを確認することが重要になります。
たくさんの参加者がいて、たくさんの人が毎月利益を得られていればそのプロジェクトは優れたものであるといえます。
そのため、たくさんの参加者が毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。

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