田中真一 エンハンスシステム 平均勝率91%でも利益を得られない理由をお伝えします

田中真一氏のエンハンスシステムが公開されました。
エンハンスシステムは相場の波動を活用した
11のトレードロジック
マーケットサイクル理論に基づいた
超高勝率ポイントを自動シグナルと謳うサイン配信のバイナリーオプションです。

エンハンスシステムの問題点をお伝えします。

【目次】
①エンハンスシステムの特徴について
②サイン配信ツールの問題点について
③平均勝率91%の問題点について
④実績の問題点について
⑤参加条件とはどのようなものか
⑥参加する前に確認すべきこと

①エンハンスシステムの特徴について

エンハンスシステムは、
「いかなる相場変動にも適応する」と謳っています。

その理由は、
「マーケット理論の原理原則」を
アルゴリズム化して11のロジックとして搭載しています。

このロジックを使えば海外機関投資家の
大規模エントリーによる相場の地殻変動や
ギャンブルになりやすい
レンジ相場でのエントリーはなくなり、

長期的な相場の流れに沿った
「自然の摂理に基づくエントリー」が可能になります。

大事なのは、
「連打をしない」「マーチンは1回まで」
というルールを守り
エンハンスシステムのサイン通りに
エントリーしましょう。と説明しています。

②サイン配信ツールの問題点について
エンハンスシステムは17通貨に対応しており、
1通貨ペアで1日50回~70回のシグナルが出ます。

サインに従い取引を行えば利益が得られるように思えますが、サイン配信ツールには次のような問題点があります。
(1)いつサインが来るかわからない相場は常に動いているのでいつサインが来るか常に待っている状態でなくてはいけません。
そのため、本業以外の空いた時間に副業で実践することは困難になります。
(2)サインが出たらすぐにエントリーをしないといけないサイン配信の場合はすぐにサイン通りのエントリーが出来ない場合は損失が出ることもあります。
そのため、システムを開いてチャートを見ながらずっと待機している必要があります。
(3)サインがたくさんある場合は、
どのサインを選んだかで結果に個人差が出る
サインが来た時にすぐエントリーができたとしても、選ぶサインで個人差がでます。
例えば、1日に10回のサイン配信があったとします。最初の1回目から5回目のサインが勝ちでした。後の6回目から10回目が負けでした。
AさんもBさんもそれぞれ5回エントリーしました。
     Aさん   Bさん1回目  勝ち   不参加2回目  勝ち   不参加3回目  勝ち   不参加4回目  勝ち   不参加5回目  勝ち   不参加6回目  不参加  負け7回目  不参加  負け8回目  不参加  負け9回目  不参加  負け10回目  不参加  負け
Aさんは最初の5回にエントリーしたので利益になりました。Bさんは後の5回にエントリーしたので損失になりました。
来たサインが全部、勝ちではありません。どのサインを選ぶかによって個人差が出るので、そのうえで参加者が利益を得られているのか確認をすることが重要になります。

③平均勝率91%の問題点について
平均勝率91.7%と書かれていますが、高い勝率にも次の問題点があります。
(1)高い勝率と利益を得られることは別問題高い勝率でも必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら、勝ったときの金額よりも負けたときの金額が大きければ勝率が高くても赤字になります。
例えば、勝率9割のツールで10回取引をします。
1回目  +10000円2回目  +10000円3回目  +10000円4回目  +10000円5回目  +10000円6回目  +10000円7回目  +10000円8回目  +10000円9回目  +10000円10回目 -100000円
獲得金額は9万円です。損失金額は10万円です。勝率9割で1万円の赤字になります。
つまり、1回の損失金額が大きければ損益はマイナスになります。
バイナリーオプションでは
高い勝率で利益がマイナスになる
(損失)になることはよくあることです。
(2)今後も必ず高い勝率となるわけではない今後も必ず高い勝率になると明言しているわけではありません。
これまでの実績で高い勝率の実績があったということを書いています。
エンハンシステムの場合、過去に9割の実績があったということを書いています。
ですので、初心者の参加者の何人が、どのくらいの期間、高い勝率でいくらの利益を得たのかを確認することが重要になります。
つまり、これから参加する初心者全員が必ず高い勝率で利益を得られるわけではないということです。
(3)勝ちの定義を確認する例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は、1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。
例えば、午前中で100万円負けて、午後で110万円勝っている場合は途中で大損、大負けをしています。
ですが、1日単位で見れば10万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。
このように、1日単位で勝っていたとしても途中で大負けしていることも考えられます。
また1週間、1ヶ月で勝ち負けを決めている場合も同様になります。
ですので、何をもって「勝ち」としているのかを確認する必要があります。
(4)手法の内容次第で善し悪しが決まる勝つまでのお金の流れ(投資の内容)次第でノウハウやツールの善し悪しが決まります。
ナンピン手法を用いた投資で勝ちとしている場合ハイリスクハイリターンの手法で勝っていることになります。
そのため、今後の投資で大損する可能性が高くなります。
利益が得られてもハイリスクハイリターンの手法を用いてる場合は今後のトレードで大きく負ける可能性が高くなります。
④実績の問題点について
参加者の実績は10件以上示されています。
そのうち、利益金額が示されているのは7件あります。

しかし、エンハンスシステムでは
月の利益金額は1件も示されていません。

参加者の一部の実績は
ヨシナガさん
1週間で22万円の利益!
小林さん
3日間で14万円の利益!
コンドウさん
1週間で52万円の利益!
佐々木さん
3週間で100万円の利益!
になります。

大事なのは、参加者の毎月の利益金額になります。
また毎月の利益金額だけでなく、その利益金額を得るまでのお金の流れによって投資の善し悪しが決まります。
そのため毎月の利益金額だけでなくその利益金額を得るまでのお金の動きを確認することが重要になります。
ですが、エンハンスシステムについては毎月の利益金額や、お金の流れの内容が1件もないプロジェクトになります。
⑤参加条件とはどのようなものか
参加条件は29,800円と投資金です。

内訳は、ツール代29,800円です。
それと、投資金が必要になります。

⑥参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらかエンハンスシステムに参加した初心者が毎月いくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。
(2)具体的な投資内容とそのお金の動き毎月の利益金額だけでなく、その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。
お金の動きとは、以下の5点を確認することです。
1.エントリー時のレート2.決済時のレート3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)5.トレードによって得た利益金額
以上の5点を、各トレードごとに確認していくことが重要になります。それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、プロジェクトの善し悪しが決まります。
(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が毎月利益を得られているかエンハンスシステムに参加した人が何人いてそのうちの何人の初心者が毎月いくらの利益を得ているのかを確認することが重要になります。
たくさんの参加者がいて、たくさんの人が毎月利益を得られていればそのプロジェクトは優れたものであるといえます。
そのため、たくさんの参加者が毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。

バイナリーオプションは
短期的な為替変動を予測しなければならないので
「チャートの動きを見て」
「将来のチャートがどう動くのか」を予測する
テクニカル分析がメインとなります。

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