乃木 零式 5つのEAのロジックの問題点をお伝えします

乃木氏の零式の第二弾動画が公開されました。
第二弾動画では軍事運用も可能な
5つのEAフォーメーションを徹底解剖!と謳っています。

第二弾動画の問題点をお伝えします。

【目次】
①第二弾動画の特徴について
②自動売買システムの問題点について
③31連勝の問題点について
④実績の問題点について
⑤参加条件とはどんなものか
⑥参加する前に確認すべきこと

①第二弾動画の特徴について

零式のフォーメーションのメリットは
1.万能性
どんな相場でも自動で利益が狙える

2.安全性
EAの寿命が最大限に延びる

3.効率性
小資金でも爆発的な利益

フォーメーションを組むことで
1つのEAでは得られない3つのメリットが
得ることが出来る。といっています。

また、どんな相場でも死角なく万能に狙えるEAは

・アルファはトレンド相場が得意な
トレンドフォロータイプEA

・エコーはレンジ相場が得意なEA

・チャーリーはトレンド相場で押し目買いと戻り売りに特化
細かく高勝率利益をサッと抜いていくEA

・デルタは普通のトレンドフォローに加えて
時間の概念も取り入れた特定の時間帯を狙う

・ブラボーはトレンド相場で動くEA

それぞれのEAは
得意な相場では得意なEAが動いて
不得意な相場だと逆に動かないようになっています。

スプレッド(手数料)が広い場面では
エントリーしない機能や仕組みの
スプレッドフィルターをかけています。

フォーメーションを組むことで
弱点を補い合うだけでなく
全体の性能が底上げし安定感が増します。と説明しています。

②自動売買システムの問題点について
零式はどんな相場でも
死角なく万能に狙えるEAといっています。

自動売買システムにも次のような問題点があります。

(1)ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る稼働のタイミングは参加した人が全員必ず同じではありません。
例えば、AさんもBさんも投資金額が10万円だった場合の月毎の運用損益の例をあげます。
1月 -5万円 Aさん稼働開始2月 -5万円3月 +5万円 Bさん稼働開始4月 +5万円5月 -9万円6月 +7万円
1月から運用開始したAさんの投資金額は10万円だったので2ヶ月で終わってしまいました。
しかし、3月から運用開始したBさんはAさんと同じ投資金額10万円でも6月の時点でも継続できています。
つまり、稼働のタイミングによって利益金額の個人差が出ます。
そのため、参加した人の利益実績を確認していくことが重要になります。
(2)投資金の量で個人差が出る投資金は全員が同じ金額で始めるのではなく、10万円で投資を始める人もいれば、100万円で始める人もいます。
そのため、同じツールを使っていても投資金の違いで結果に個人差が出ることになります。
(3)カスタマイズの内容で個人差が出る完全自動売買システムでも、個人によって設定できるものがあります。
その設定ができる場合は、個人によって設定内容が変わるので投資実績にも個人差が出てきます。
(4)完全自動売買システムで確認すること完全自動売買システムは初心者でも投資経験のある人でも同じ結果になるというイメージがありますが、上記3つの点で個人差が出ます。
そのため、零式の参加者の実績を確認することでツールの善し悪しが判断できます。

③31連勝の問題点について
零式は5つのEAを同時に稼働させて
フォーメーションを組むのが零式のトレードです。
このフォーメーションで31連勝と表示されています。

連勝すると大きな利益を得られるように思えますが連勝にも次のような問題点があります。
(1)連勝記録の前後に負けて損失がある可能性がある連勝記録の前や後に負けて損失がある可能性があります。
例えば、連勝30回の場合50回負けてから30連勝かもしれません。30連勝後、50回負けているかもしれません。
そのため、毎月の利益金額の確認が必要になります。
毎月得た利益金額が、どのようなお金の流れで得た利益金額なのかを確認することが重要になります。
(2)「勝ち」の定義を確認する例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。
例えば、午前中で500万円負けて、午後で600万円勝っている場合は途中で大損、大負けをしています。
ですが、1日単位で見れば100万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。
このように、1日単位で勝っていたとしても途中で大負けしていることも考えられます。
また1週間、1ヶ月で勝ち負けを決めている場合も同様になります。
ですので、何をもって「勝ち」としているのかを確認する必要があります。
(3)トレード単位での勝ち負けの場合勝っているものだけ決済し、負けているものは決済しなければ連勝を作ることができます。
その場合は連勝できます。
しかし、決済をしていないトレードについては含み損が出ていることがあります。
そのため、未決済のものを含めた全てのトレード内容を確認して初めて善し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認し、トータルで利益が出ていることを確認することが重要になります。

④実績の問題点について
参加者の実績は1件も示されていません。

また1ヶ月の利益金額も1件もありません。

示されているのは主催者の実績が10件以上になります。

それぞれのトレード単位の実績の一部は
アルファ EUR/USD 1分足
97.1pips 53万8100円の利益!

エコー USD/JPY 1分足
24.1pips 11万7900円の利益!

チャーリー GBP/USD 5分足
10pips 5万5400円の利益!

デルタ USD/JPY 1分足
146.4pips 73万0700円の利益!
などになります。

大事なのは、参加者の毎月の利益金額になります。

また毎月の利益金額だけでなく、
その利益金額を得るまでのお金の流れによって
投資の善し悪しが決まります。

そのため毎月の利益金額だけでなく
その利益金額を得るまでのお金の動きを
確認することが重要になります。

ですが、零式については
毎月の利益金額や、お金の流れの内容が
1件もないプロジェクトになります。

⑤参加条件とはどんなものか
現時点では示されていませんが
わかり次第お伝えしていきます。

⑥参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらか零式に参加した初心者が毎月いくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。
(2)具体的な投資内容とそのお金の動き毎月の利益金額だけでなく、その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。
お金の動きとは、以下の5点を確認することです。
1.エントリー時のレート2.決済時のレート3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)5.トレードによって得た利益金額
以上の5点を、各トレードごとに確認していくことが重要になります。それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、プロジェクトの善し悪しが決まります。
(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が毎月利益を得られているか零式に参加した人が何人いてそのうちの何人の初心者が毎月いくらの利益を得ているのかを確認することが重要になります。
たくさんの参加者がいて、たくさんの人が毎月利益を得られていればそのプロジェクトは優れたものであるといえます。
そのため、たくさんの参加者が毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。

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