ほったらかしFX 勝率89%でも利益を得られない理由をお伝えします

ほったらかしFXが公開されました。
ほったらかしFXは必要なのはスマホだけ
専門知識や作業時間
一切不要で始められると謳う自動売買システムのFX投資です。

ほったらかしFXの問題点をお伝えします。

【目次】
①ほったらかしFXの特徴について
②ほったらかしFXを始めるには
③自動売買システムの問題点について
④勝率89%の問題点について
⑤参加条件とはどんなものか
⑥参加する前に確認すべきこと

①ほったらかしFXの特徴について

ほったらかしFXは、自動売買なら
働いているときも、遊んでいるときも、寝ているときも、
どんなときも24時間あなたの代わりに資産運用!と謳っています。

複雑なチャートの見方がわからなくても
既存のツールが用意されていますので
初心者の方でもすぐに資産運用を始められます。

あなたの資産を守るため、
リスクを最小限におさえる仕組みが整っております。と説明しています。

②ほったらかしFXを始めるには
ほったらかしFXを始めるには
「NEXTART MAM口座」を開設する必要があります。

LINE登録後、口座開設のリンクから
口座開設に必要な名前や住所、生年月日等の個人情報を入力して送信します。

送信後、ID、パスワードが発行されます。

アカウントを作成後、取引資金を入金して
取引を開始できます。

FXは、少ない資金で大きな利益を得ることもできる一方、
取引の仕方によっては大きな損失が発生してしまう可能性もあります。

リスクを十分に理解し、無理のない取引を心がけることが重要になります。

③自動売買システムの問題点について
ほったらかしFXは24時間どんなときも
あなたの代わりに資産運用!と言っています。

何もしなくても自動売買システムに任せておけば
利益を得て、資産もどんどん増えていくように思いますが
自動売買システムにも次のような問題点があります。

(1)ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る
稼働のタイミングは参加した人が
全員必ず同じではありません。

例えば、AさんもBさんも
投資金額が10万円だった場合の
月毎の運用損益の例をあげます。

1月 -5万円 Aさん稼働開始
2月 -5万円
3月 +5万円 Bさん稼働開始
4月 +5万円
5月 -9万円
6月 +7万円

1月から運用開始したAさんの
投資金額は10万円だったので
2ヶ月で終わってしまいました。

しかし、3月から運用開始したBさんは
Aさんと同じ投資金額10万円でも
6月の時点でも継続できています。

つまり、稼働のタイミングによって
利益金額の個人差が出ます。

そのため、参加した人の利益実績を
確認していくことが重要になります。

(2)投資金の量で個人差が出る
投資金は全員が同じ金額で始めるのではなく、
10万円で投資を始める人もいれば、
100万円で始める人もいます。

そのため、同じツールを使っていても
投資金の違いで結果に個人差が出ることになります。

(3)カスタマイズの内容で個人差が出る
完全自動売買システムでも、
個人によって設定できるものがあります。

その設定ができる場合は、
個人によって設定内容が変わるので
投資実績にも個人差が出てきます。

(4)完全自動売買システムで確認すること
完全自動売買システムは
初心者でも投資経験のある人でも
同じ結果になるというイメージがありますが、
上記3つの点で個人差が出ます。

そのため、ほったらかしFXの
参加者の実績を確認することで
ツールの善し悪しが判断できます。

④勝率89%の問題点について
勝率89%と書かれていますが、高い勝率にも次の問題点があります。

(1)高い勝率と利益を得られることは別問題
高い勝率でも必ず利益を得られるとは書かれていません。

なぜなら、勝ったときの金額よりも
負けたときの金額が大きければ
勝率が高くても赤字になります。

例えば、勝率8割のツールで10回取引をします。

1回目  +10000円
2回目  +10000円
3回目  +10000円
4回目  +10000円
5回目  +10000円
6回目  +10000円
7回目  -50000円
8回目  +10000円
9回目  +10000円
10回目  -50000円

獲得金額は8万円です。
損失金額は10万円です。
勝率8割で2万円の赤字になります。

つまり、1回の損失金額が大きければ
損益はマイナスになります。

FXでは高い勝率で利益がマイナスになる
(損失)になることはよくあることです。

(2)今後も必ず高い勝率となるわけではない
今後も必ず高い勝率になると
明言しているわけではありません。

これまでの実績で高い勝率の実績があった
ということを書いています。

ほったらかしFXの場合、
過去に8割の実績があったということを
書いています。

ですので、初心者の参加者の何人が、
どのくらいの期間、高い勝率で
いくらの利益を得たのかを確認することが
重要になります。

つまり、これから参加する初心者全員が
必ず高い勝率で利益を得られるわけではないということです。

(3)勝ちの定義を確認する
例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は、
1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。

例えば、午前中で100万円負けて、
午後で110万円勝っている場合は
途中で大損、大負けをしています。

ですが、1日単位で見れば
10万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。

このように、1日単位で勝っていたとしても
途中で大負けしていることも考えられます。

また1週間、1ヶ月で勝ち負けを
決めている場合も同様になります。

ですので、何をもって「勝ち」と
しているのかを確認する必要があります。

(4)トレード単位での勝ち負けの場合
勝っているものだけを決済し、
負けているものは決済しなければ
高い勝率を作ることは容易にできます。

この場合、勝率は高いけれども
決済をしていないトレードについては
含み損が出ていることがあります。

そのため、未決済のものを含めた
全てのトレード内容を確認して初めて
善し悪しが決まります。

全てのトレード内容を確認し、
トータルで利益が出ていることを
確認することが重要になります。

(5)手法の内容次第で善し悪しが決まる
勝つまでのお金の流れ(投資の内容)
次第でノウハウやツールの善し悪しが
決まります。

ナンピン手法を用いた投資で
勝ちとしている場合
ハイリスクハイリターンの手法で
勝っていることになります。

そのため、今後の投資で大損する可能性が
高くなります。

利益が得られても
ハイリスクハイリターンの手法を
用いてる場合は今後のトレードで
大きく負ける可能性が高くなります。

⑤実績の問題点について
ほったらかしFXの実績で
参加者の実績は1件示されています。

しかし、参加者の利益金額は1件も示されていません。

また、ほったらかしFXでは
月の利益金額も1件も示されていません。

大事なのは、参加者の毎月の利益金額になります。

また毎月の利益金額だけでなく、
その利益金額を得るまでのお金の流れによって
投資の善し悪しが決まります。

そのため毎月の利益金額だけでなく
その利益金額を得るまでのお金の動きを
確認することが重要になります。

ですが、ほったらかしFXについては
毎月の利益金額や、お金の流れの内容が
1件もないプロジェクトになります。

⑥参加条件とはどんなものか
参加条件は、口座開設後アカウントを作成します。
取引投資金を入金すると取引を開始することができます。

⑦参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらか
ほったらかしFXに参加した初心者が
毎月いくらの利益金額を得ているのかを
確認することが重要になります。

(2)具体的な投資内容とそのお金の動き
毎月の利益金額だけでなく、
その金額を得るまでの
お金の動きが重要になります。

お金の動きとは、以下の5点を確認することです。

1.エントリー時のレート
2.決済時のレート
3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)
4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)
5.トレードによって得た利益金額

以上の5点を、各トレードごとに
確認していくことが重要になります。
それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、
プロジェクトの善し悪しが決まります。

(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が
毎月利益を得られているか
ほったらかしFXに参加した人が
何人いてそのうちの何人の初心者が
毎月いくらの利益を得ているのかを
確認することが重要になります。

たくさんの参加者がいて、たくさんの人が
毎月利益を得られていれば
そのプロジェクトは優れたものであるといえます。

そのため、たくさんの参加者が
毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを
確認することが重要になります。

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