マックス岩本 ミダスタッチ 勝率92%でも利益が得られない理由

マックス岩本氏のミダスタッチが公開されました。
ミダスタッチはわずか1ヶ月で
4,577万円10,398pipsの衝撃!と謳うFXサイン配信です。

ミダスタッチの問題点をお伝えします。

【目次】
①ミダスタッチの特徴について
②サイン配信の問題点について
③勝率92%の問題点について
④実績の問題点について
⑤参加条件とはどんなものか
⑥参加する前に確認すべきこと

①ミダスタッチの特徴について

ミダスタッチは
・触れるものを利益に変える
「黄金ライン」自動生成ツール
・チャンスを全て自動で教える、
ロジック専用サインツール
・稼ぎやすい通貨ペアをピンポイントで
見抜く「ミダス・ジャッジメント」

などなど、あなたはほぼ自動化された形で、
次々と利益を狙うことが可能になる。といっています。

黄金ラインを自動で表示してくれるので
どこでエントリーして、どこで決済するのか。
瞬時に、導きだすことができます。

黄金ラインの色が
赤のときは上昇トレンド
青のときは下降トレンド
グレーのときはレンジ相場
であることを教えてくれると言ってます。

そしてミダスタッチのロジックの
順張りロジックは、
トレンドの勢いに乗って、
大きく利益を生み出すためのもの。

逆張りロジックは、
相場の反発を利用して、
ごっそりと利益を狙うもの。

順張りロジックも逆張りロジックも
ツールがすべてアラートやメールで
教えてくれるので迷う心配はありません。と言っています。

エントリーは、
黄金ラインに触れたらエントリー
あとはoco注文でほったらかしで決済

「負けがあったとしても、
1回の勝ちトレードで一瞬で取り戻す、
だからこそ安心して使い続けられる。」と謳っています。

②サイン配信の問題点について
ミダスタッチはサイン配信ツールを使用して、エントリーチャンスが来たら
メールやアラートで教えてくれるというものです。

サインと黄金ラインに従い取引を行えば
利益がえられるように思えますが、
サイン配信ツールには次のような問題点があります。

(1)24時間のうち、いつサインが来るかわからないFXの市場は24時間取引が可能です。相場は常に動いているのでいつサインが来るか常に待っている状態でなくてはいけません。
そのため、本業以外の空いた時間に副業で実践することは困難になります。
(2)サインが出たらすぐにエントリーや決済をしないといけないサイン配信の場合はすぐにサイン通りのエントリーや決済が出来ない場合は損失が出ることもあります。

そのため、システムを開いてチャートを見ながら
ずっと待機している必要があります。

(3)サインがたくさんある場合は、
どのサインを選んだかで結果に個人差が出る
サインが来た時にすぐエントリーや決済ができたとしても、選ぶサインで個人差がでます。
例えば、1日に10回のサイン配信があったとします。最初の1回目から5回目のサインが勝ちでした。後の6回目から10回目が負けでした。
AさんもBさんもそれぞれ5回エントリーしました。
     Aさん   Bさん1回目  勝ち   不参加2回目  勝ち   不参加3回目  勝ち   不参加4回目  勝ち   不参加5回目  勝ち   不参加6回目  不参加  負け7回目  不参加  負け8回目  不参加  負け9回目  不参加  負け10回目  不参加  負け
Aさんは最初の5回にエントリーしたので利益になりました。Bさんは後の5回にエントリしたので損失になりました。
来たサインが全部、勝ちではありません。どのサインを選ぶかによって個人差が出るので、そのうえで参加者が利益を得られているのか確認をすることが重要になります。

③勝率92%の問題点について
勝率92.11%と書かれていますが、高い勝率にも次の問題点があります。
(1)高い勝率と利益を得られることは別問題高い勝率でも必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら、勝ったときの金額よりも負けたときの金額が大きければ勝率が高くても赤字になります。
例えば、勝率9割のツールで10回取引をします。
1回目  +10000円2回目  +10000円3回目  +10000円4回目  +10000円5回目  +10000円6回目  +10000円7回目  +10000円8回目  +10000円9回目  +10000円10回目 -100000円
獲得金額は9万円です。損失金額は10万円です。勝率9割で1万円の赤字になります。
つまり、1回の損失金額が大きければ損益はマイナスになります。
FXでは高い勝率で利益が
マイナスになる(損失)になる
ことはよくあることです。

(2)今後も必ず高い勝率となるわけではない今後も必ず高い勝率になると
明言しているわけではありません。

これまでの実績で高い勝率の実績があったということを書いています。
ミダスタッチの場合、過去に9割の実績があったということを書いています。
ですので、初心者の参加者の何人が、どのくらいの期間、高い勝率でいくらの利益を得たのかを確認することが重要になります。
つまり、これから参加する初心者全員が必ず高い勝率で利益を得られるわけではないということです。
(3)勝ちの定義を確認する例えば、1日単位で勝ちや負けとしている場合は、1日の途中で大損、大負けしていることも含まれます。
例えば、午前中で100万円負けて、午後で110万円勝っている場合は途中で大損、大負けをしています。
ですが、1日単位で見れば10万円の黒字となり、その日は勝ちとなります。
このように、1日単位で勝っていたとしても途中で大負けしていることも考えられます。
また1週間、1ヶ月で勝ち負けを決めている場合も同様になります。
ですので、何をもって「勝ち」としているのかを確認する必要があります。
(4)トレード単位での勝ち負けの場合勝っているものだけを決済し、負けているものは決済しなければ高い勝率を作ることは容易にできます。
この場合、勝率は高いけれども決済をしていないトレードについては含み損が出ていることがあります。
そのため、未決算のものを含めた全てのトレード内容を確認して初めて善し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認し、トータルで利益が出ていることを確認することが重要になります。
(5)手法の内容次第で善し悪しが決まる勝つまでのお金の流れ(投資の内容)次第でノウハウやツールの善し悪しが決まります。
ナンピン手法を用いた投資で勝ちとしている場合ハイリスクハイリターンの手法で勝っていることになります。
そのため、今後の投資で大損する可能性が高くなります。
利益が得られてもハイリスクハイリターンの手法を用いてる場合は今後のトレードで大きく負ける可能性が高くなります。

④実績の問題点について
ミダスタッチの実績で参加者の実績は
1件も示されていません。

書かれているのは主催者の、
わずか2週間、スキマ時間のトレードだけで
勝率92%で622万円などの単発のトレード実績や
スタッフの18万6,000円や13万円などの
単発のトレード実績だけです。

ミダスタッチの月の利益金額が
示されているのは1件もありません。

大事なのは、月の利益であり、
1ヶ月単位で毎月どのくらいの利益が
出ているのかということです。

実績で大事なことは参加者の
毎月の利益金額とその利益金額を
得るまでのお金の動きが重要になります。

つまり、ミダスタッチについては
毎月の利益金額やお金の動きについての
実績と参加者の実績は1件もありません。

⑤参加条件とはどんなものか
参加条件は49,800円と投資金です。

内訳は、サイン配信ツール代が49,800円です。
それと、投資金が必要になります。

⑥参加する前に確認すべきこと
(1)参加者の毎月の利益金額はいくらかミダスタッチに参加した初心者が毎月いくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。
(2)具体的な投資内容とそのお金の動き毎月の利益金額だけでなく、その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。
お金の動きとは、以下の5点を確認することです。
1.エントリー時のレート2.決済時のレート3.取引通貨量(何通貨でトレードをしたか)4.いつエントリーして、いつ決済したか(トレードの期間)5.トレードによって得た利益金額
以上の5点を、各トレードごとに確認していくことが重要になります。それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、プロジェクトの善し悪しが決まります。
(3)何人の参加者がいて、そのうちの何人が毎月利益を得られているかミダスタッチに参加した人が何人いてそのうちの何人の初心者が毎月いくらの利益を得ているのかを確認することが重要になります。
たくさんの参加者がいて、たくさんの人が毎月利益を得られていればそのプロジェクトは優れたものであるといえます。
そのため、たくさんの参加者が毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。

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